パニック障害の芸能人は?意外と知られていない症状や治し方は?セルフチェックしてみよう!

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ニュースなどで芸能人によく聞くパニック障害。

具体的にはどんな症状なのか、治療方法はあるのかなど、よく聞くけれど意外と詳しくは知られていないと思います。

芸能人特有の緊張やプレッシャーからくる精神的なものなのかなと、私自身勝手にそう思い込んでいましたが、芸能人に限らず、パニック障害というのは身近に多く潜んでいます。

自分は違うと思っていても、意外と当てはまる部分もあるかもしれませんよね。

目に見える症状ではなく、自分の精神や心から出る症状なので、セルフチェックをしてみて、パニック障害への理解を深めてみることが大切です。

 

パニック障害の芸能人

中川家の兄・中川 剛さん(お笑い芸人)

IKKOさん(タレント)

元King&Princeの岩橋 玄樹さん(アイドル)

元Sexy Zoneの松島 聡さん(アイドル)

KinKi Kidsの堂本 剛さん(アイドル)

釈 由美子さん(女優・タレント)

Dragon AshのKjさん(ミュージシャン)

東海オンエアのしばゆーさん(YouTuber)

長嶋 一茂さん(元プロ野球選手・タレント)

星野源さん(歌手・俳優)

優里さん(シンガーソングライター)

このように多くの芸能人の方が、パニック障害であることを公表しており、その症状と戦っています。

その原因も人それぞれ様々で、幼い頃の経験からくるものやある日突然何かをきっかけに引き起こす場合もあるようです。

もうある程度、治療が終わって克服できている人もいますが、いまだに心に傷を持ったままパニック障害に苦しんでいる人もいます。

克服して乗り越えた人の中には、同じようにパニック障害に苦しんでいる人へのメッセージやまだあまり理解されていないパニック障害についての本を出版するなど、なかなか理解されづらい症状だからこそ、多くの人へパニック障害への理解を求めています。

 

パニック障害の症状

パニック障害とは、突然何の前触れもなく、動悸・呼吸困難・吐き気などのパニック発作と呼ばれる症状に襲われ、これが何度も繰り返されるという病気で、100人に1人が罹患するとされるほど頻度の多い病気です。

パニック障害の症状は、大きく分けて3つの症状があり、「パニック発作」「予期不安」「広場恐怖」の3つです。

パニック発作

パニック発作とは、パニック障害の代表的な症状で、強烈な不安感や恐怖感を伴います。

パニック発作は、例えば電車に乗っているときや会議の時、緊張が解けてホッとした時など、特に理由や前触れもなく突然に動悸や発汗、呼吸困難、吐き気、めまいなどの身体症状が起き、それを何度も繰り返します。

この発作は、多くの場合は5~20分ぐらいで収まり、病院などでも身体的な異常は見つかりません。

予期不安

予期不安とは、パニック発作を繰り返してしまうことで、またあの発作が起きるのではないかと漠然とした不安を抱えてしまうことを指します。

この症状は、パニック発作が改善したとしても予期不安が残ってしまうというケースもあります。

広場恐怖

広場恐怖というのは、パニック発作を以前に起こしてしまった場所や、発作が起きても助けを求めることができない場所を恐れてしまうことです。

不安や恐怖があるため、それらの場所や状況を避けるようになり、1人で出かけることもできなくなる場合もあります。

パニック障害の恐ろしい点は、病院などにいっても、多くの場合は異常なしと判断されることが多く、対処が遅れてしまうことが多いです。

そのため、どんどん不安や恐怖が大きくなっていき、パニック発作を繰り返し、精神的にも追い込まれていってしまいます。

予期不安や広場恐怖の症状も相まって、精神的に病んでしまったり、うつ病になってしまうというケースも多いようです。

 

パニック障害の治し方

パニック障害の治療法には、現在2通りの治療法があり、「薬物療法」と「認知行動療法」です。

まず薬物療法は、薬物を投与し、パニック発作をコントロールする療法です。

パニック発作に対して薬物を投与して制御するというのは極めて効果的であり、使用する薬物は選択的セロトニン再取り込み阻害薬を中心とする抗うつ薬とベンゾジアゼピン系抗不安剤です。

この療法により、パニック発作や恐怖心や不安感を予防したり、和らげる効果が期待できます。

初めて発作が起こってから、2~3ヶ月以内でさらに予期不安や広場恐怖が酷くなっていない時期に治療していくことが、とても重要です。

なるべく早く治療を進めることで、重症化を防ぐことにつながります。

認知行動療法は、薬物療法と合わせて行われるケースも多く、患者の方にとっての避けたい場所や状況に少しずつ適応できるように、挑戦してもらい、心のリハビリを行なうような療法です。

患者の方の症状の進行状況にもよりますが、予期不安による社会生活への影響を改善する効果が期待できます。

パニック障害は、この2通りの治療も重要ですが、普段の日常生活の過ごし方もとても重要となってきます。

まず大前提として、規則正しい生活を行なうこと。

さらに、なるべくお酒やタバコ、カフェインなどは控え、きちんと周りの信頼できる人たちに自分の考えや思いを話し、理解者や協力者を作る。

そしてストレスを溜め込まず、焦らないで時間をかけてきちんと治療に専念する。

こういった日常生活の過ごし方でも、パニック障害への克服につながるので意識することが大切です。

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パニック障害のセルフチェック

以下の症状が多ければ多いほど、パニック障害の可能性は高いです。

1   動悸を感じることがある

2   発汗がある

3   息切れや息苦しいと感じる

4   喉が詰まるような窒息感がある

5   モヤモヤとした不快感や吐き気がある

6   めまいがある

7   意識が朦朧としたり足元がふらつくことがある

8   自分でも自分の感情が理解できず気が狂うのではないかという恐怖を感じる

9   死んでしまうのではないかというほどの強い恐怖感に襲われる

10 体が痺れたり感覚がなくなったりする

このような症状が3~4つ以上当てはまるようなら、パニック障害の可能性があるため、なるべく早く精神科または心療内科に受診することをおすすめします。

 

まとめ

パニック障害は、突然何の前触れもなく、動悸・呼吸困難・吐き気などのパニック発作と呼ばれる症状に襲われ、これが何度も繰り返されるという病気で、100人に1人が罹患するとされるほど頻度の多い病気。

症状は大きく分けて3つで「パニック発作」「予期不安」「広場恐怖」の3つです。

治療法は2通りあり、「薬物療法」と「認知行動療法」です。

また規則正しい生活習慣を心がけることも大切です。

パニック障害は、芸能人に多い病気になりますが、身体的な症状がないことから、病院に行っても異常が見つからない場合も多いです。

不安がさらなる不安を呼び、最終的にはうつ病へと悪化してしまうこともあります。

私たちはこういった精神的な目には見えず、分かりずらい心の病に対する知識もしっかり深めて、みんながパニック障害というものを理解していくことが重要なんだと感じました。

 

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